連日熱戦が繰り広げられていますが、8月14日の履正社vs横浜の試合に誘っていただけたので観戦してきました。
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東西の横綱対決、事実上の決勝戦とも言われたこの一戦。
観客数も去年の早稲田実業の清宮選手フィーバー以来の多さだとか。
(朝4時に並んだ人もいるとか!?)
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甲子園の正面入り口前には阪神高速道路の高架下があるのですが、そこにこの第4試合のチケットを求める長蛇の列が、、、。
さすが前評判の高いチーム同士の熱戦は違いますね。
阪神タイガースの試合でもこんな人が溢れかえるってそうないかもしれません。
高校野球人気は不滅です。
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カクテル光線が白球を照らすナイターゲームとなった第4試合。
途中雷雨で2回、計1時間半近く中断。
コンディションを整えるのが大変なのは容易に想像できます。
投手は肩が冷えるし、バッターは流れが変わり集中力も途切れる。
両チーム平等ではありますが、そんな中まさに恵みの雨になったのが地元関西の大阪代表、履正社でした。
横浜の選手は3回以降投手戦で引き締まった試合だっただけに序盤の中断に泣かされました。
両チーム失策ゼロなのも立派です。緊張感のある試合でした。
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ハイソックスの中にパンツの裾をしっかりしまいこんでスタイリッシュに、
そして内野、外野選手問わずキビキビと動く姿勢は観ている者の心を動かします。
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特に、横浜のセンター。
守備になると、定位置に向かって全力疾走しその後深々と30秒ほどお辞儀をして敬意を表しているんです。
他の守備の選手も同じようにするんですが、彼だけ異様に長い。
その姿勢に私自身、すごく感銘を受けました。
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横浜なんて強豪校、部内にもライバルが当然多いわけで。
その中のベスト9に選ばれて、地方大会を勝ち進み、あこがれの舞台に立つ。
もしかしたらこの瞬間でここに立っていられるのも最後かも。
そう思うと当然のように守っている自分の場所にいつも以上に感謝と仲間の思いを感じるのでしょうね。
そう考えると私自身、目頭が熱くなります。
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ブラスバンドの演奏や、観客の拍手、そして白球を叩く金属音。
忘れていた何かを思い出させてくれたいい時間でした。
熱い夏は続きます。
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