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— 売れ筋商品ランキング (@uresuji_ranking) 2016年11月23日
2017年に売れるのは喪服と予想。
記事によると
「団塊世代の人たちはすでに仕事をリタイアし、70代にさしかかり、亡くなる人も出てきます。その子どもである団塊ジュニアにあたる30代後半~40代の中には、これを機に喪服をそろえようという人もいるでしょう。店に行くよりネットショッピングで探す方が早いから、楽天、ZOZOTOWNなどの通販サイトで商品を販売しているブランドは、こぞって参入していく可能性は高いです。しかも、人気のあるブランドが普段使いもできるデザイン性の高いものを発売すれば、もっと需要は高まるでしょう」情報源: 2017年売れるファッションは喪服? 流行の陰にある「団塊世代」というキーワード|サイゾーウーマン
とのこと。
まあ確かにそうかもしれません。そもそも今の20代〜30代の人って冠婚葬祭用の服って所持しているのだろうか?略式のブラックスーツで済ませている人も一定数いるはず。だったら滅多に使わない「晴れ着」用にするのではなく、日常的に使えるようにしたほうが着る側にとっても有難い。記事にもあるように普段使いデザインを採用するなら自ずと略式になるはずです。
この記事を書くにあたって紳士服業界の売り上げ(2015年度)も調べて見ましたが、
1位 青山 売上1,917億 営業利益173億
2位 AOKI 売上1,112億円 営業利益107億円
3位 コナカ 売上691億円 営業利益22億円
4位 はるやま 売上504億円 営業利益15億円
と、1位の青山がダントツでトップなんですね。というよりも紳士服店に入ったことがある方は分かると思うのですが、人がそんなに入っていないお店でこれだけの売上高を叩き出していることに私はびっくりしました。1位の青山で798店舗!!(2016年4月当時)。確かにちょっと郊外に車で行くと大きい青の看板が目に飛び込んできますね、、、。
ちなみに紳士服1店舗で5万人の商圏をカバーする、と言われています日本の人口は1億2600万人ですので、大まかに言うと2500店舗で飽和します。約1/3を青山がカバー。青山、強し!2位のAOKIで567店舗(2016年3月当時)。
参考までに全国の紳士服勢力図(2012年当時)も掲載しておきます。
参照元:http://todo-ran.com/t/kiji/15145 |
売上に関してはどうでしょうか?
少し古いデータですが、矢野経済研究所「アパレル産業白書」によると、2007年に3099億円(小売金額ベース)だったスーツ市場規模は、団塊世代退職やクールビズ浸透により、2013年には2183億円に減少しています。各社レディースアイテムの強化や靴、鞄など雑貨にも力を入れて売り上げ減少阻止を測っているようですが、このままではなかなか売上の大幅向上は望めないかと思われます。
個人的に喪服にせよスーツにせよお直しサービスを充実させて今持っているスーツを今っぽく作り直せば其れ相応の需要があるとは思うのですが、量販店の安いスーツをわざわざ直してまで着るかと言われたら答えようがないですしね。
紳士服店でも喪服の取り扱いがあります。2017年には本当に喪服が売れるのか、そして紳士服各社の売上は上がるのか、注目したいです。
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