2017年春夏「売れる」トレンドランキング〜ディテール編〜

2016/12/17

12月12日発売のWWD vol.1950の特集がタイトルにあるように2017年春夏で売れるランキング特集を各テーマごとに取り上げており、かなり濃厚な情報だったので当ブログでも共有させて頂ければと思います。

第三弾はディテール編。

第1位:レース

出典:WWD

出典:http://www.fashionsnap.com/collection/chloe/2016ss/
第1位は素材の持つ独特なフェミニン感だけじゃない魅力をいかに引き出すかがポイントのレースです。仕様するレースの種類も多様化しており、部分使いなどにしていかにユーザーが手に取りやすいか、使いやすいかを重視。刺繍を施したカジュアルなデニムワンピースと合わせたり、シャツタイプのアイテムも春らしさや華やかさを演出する上でも活かせるアイテム。フェミニンすぎる印象になりがちなので要注意。

第2位:ドローストリング

出典:WWD

出典:http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2015-02/12/ralphlauren#moveto
スポーティーの中に繊細さも垣間見せるドローストリングが第2位。コレクションを見ても紐を垂らしたり、巻いたりしていたルックも多くゆるっとしたアンバランスな雰囲気を提案できると好評。一つのアイテムで幅広い提案ができるのも人気の秘密でもありそうですが、なかなかマスまで広がっていくのかは少し懸念点が残りそうです。

第3位:カラーシフォン

出典:WWD
第3位は何層にも重ねてガーリーな印象になるカラーシフォンがランクイン。いろいろな二次加工が可能で、プリーツやオパールなどの加工もののベースとしても。カラーバリエーションも豊富でブランドカラーにも合わせやすい。一方で選択を間違えると子供っぽくなりやすいので難しく、カラーとフリルの分量が大切となってくる。

第4位:ジャージー

出典:WWD

出典:http://www.vogue.co.jp/collection/news/2016-09/26/emilio-pucci/page/3#moveto
第4位はスポーティーっぽい素材をあえて綺麗目、エレガントに着こなしたいジャージー。動きやすさもあって、かつ軽やかに揺れるドレープのラインが女性らしさを象徴。エフォートレスの進化系とも言えるキー素材との意見も。全く異なる素材やイメージの物と、一つの印象でまとまりたくない時のハズしとしても使えます。体のラインが出やすい素材なので着る人の体系を選ぶかも、との懸念点もあり。

第5位:アンバランスなディテール

出典:WWD

出典:http://www.vogue.co.jp/popup_collection/gucci/17ss-rtw/runway#4
少しの違和感が魅力的なアンバランスなディテールが第5位。まずは取り入れやすそうなワンショルダーアイテムに目がいきそうです。他にはアシンメトリースカートなども候補に挙がっています。デイリーなアイテムよりも、オケージョンシーンの方がエレガントに崩しが効きそうです。カラーとやりすぎない感が重要で、全体的に取り入れるより、ディテールとしての提案の方が浸透しそうです。

第6位:スラッシュ&カットアウト

出典:WWD
第6位はヘルシーな肌見せができる、スラッシュ&カットアウト。特にオープンショルダーのカットアウトやアイテムではニットから提案するとの声が多い。ダメージとは異なるスラッシュやカットアウトは、モードの中にセクシーな雰囲気が感じられるとも。一方でデコルテ以外の肌見せをどれくらいの人が抵抗なくできるか、課題点もあり。

第7位:ナイロン

出典:WWD
第7位はナイロン。アウター提案が限界を感じますが、ハイテク感あるデザインではなく、フェミニンやレトロなデザインやアイテムに落とし込むことで活路を見出せるか。また女性らしいパターンも重要。ギャザーなどの一工夫を生かしての提案もあり。ただ、日本の気候を考えるとライトアウター以外は難しそう。

 2017年春夏「売れる」トレンドランキング〜ディテール編〜は如何でしたでしょうか?去年あたりからコレクションブランドが提案していたレースが第1位。女性らしい優しい雰囲気が出せる素材で要注目です!

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