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この夏、開襟シャツが来る!?

2016/03/21

3連休の最終日、東京では桜の開花宣言が去年より5日早く発表されたとか

家の前の桜の木も少し花を咲かせていました

さてさて今日は春を通り越して夏物の気になるアイテムをご紹介

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出典:CATHEDRAL

トップスで断然気になっているのが「開襟シャツ」です

去年あたりから少しずつ展開されてきていましたが今年はより拡大しそうな予感

そもそも開襟シャツとは‥

定義はわりと曖昧で、襟が開いているシャツ全般のことをいいます

「オープンシャツ」、と呼ばれることもあり、一般的にはネクタイを結ばないで着ます

代表的なものにアロハシャツがあるかなと

より専門的に言うと‥

衿羽根とは別に前身ごろの一部が外側に折れ、

下衿(ラペル)を形成している独特の形状を持ったシャツ、のことなんですね

出典:東京シャツ
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開襟シャツの発祥は高温多湿な日本だとも言われていますが、そもそもこのシャツどこかで見たことありません?

そう、学生服の半袖シャツなんですよ

この辺がお洒落と見えるのか、学生服と見えるのか着こなし方の腕の見せ所ですね

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アンルート展示会より

白が苦手であれば色物のシャツやパターンシャツの方が取り入れやすいのかと思います

90年代がまだまだクローズアップされる中

開襟シャツ、この夏に取り入れてみては如何でしょうか??

レディース ニューヨークトレンド総まとめ!

2016/03/10

ニューヨークのコレクションはパリやミラノとは一味雰囲気が違いますね!

自由の国を彷彿させる発想力の豊かさを!

出典:WWD

キーワード2にある「グランジ」がアメリカっぽくていいですね!

グランジとはロック音楽のジャンルの一つでもあり「汚れた」「薄汚い」といった意味があります

ボロボロのデニムジャケットやパンツ、リメイクしたネルシャツなどなど

ある種クラフトマンシップを感じられるアイテムが多くありますね

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出典:WWD

ニューヨークでもやっぱり注目!

着方の幅が広がる「スポンテニアス」

あとはロゴフィーバーというキーワードも気になります

一足先に取り入れるならキャップなどで小さなロゴを取り入れてはいかがでしょう?

ちょっとダサい感じが出せていいのかも

SNSを狙ったデザインという所に今の社会のあり方を物語っていますね

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キーワード8の「ヴェトモン」とはブランドの名前です

元マルジェラチームによる比較的新しいブランドで今回のコレクションでは極端に長い袖やオーバーサイズなどが

発表され注目されているようですよ!

(以前にもオーバーサイズなどは紹介しました。詳しくはこちらへ)

当たるも八卦当たらぬも八卦なテキスタイル情報!

2016/03/08

生地の展示会では早くも2017年の春夏の提案がスタートしています!

幾ら何でも早すぎるだろう‥大丈夫です、私も毎回そう思っています‥

出典:WWD

見出しにもあるように「トロピカルな光沢」が一押しなんだとか!

糸と加工で出すラメ光沢が代表例でも挙がっていますね

また2番にもあるように紙のようにパリッと仕上げたタッチや、片栗粉のようなトロッとした風合いにも注目

その他デニムトレンドに派生したインディゴブルーの継承や

アフリカン柄を現代風にアレンジした柄なども合わせて注目!とあります

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その他覚えておきたいキーワドが4つ挙がっていました


1.モノフィラメント

化学繊維のフィラメントを多数合わせて糸にしたマルチフィラメントの対語で、太い繊維1本をそのまま1本の糸にしたもの(シルクや釣り糸など)

2.フラットヤーン

平らな糸(フラットヤーン)を使ったテキスタイル。ツイードにしたりラメのように使ったり使い勝手抜群

3.楊柳(ヨウリュウ)

細かい経シワ(経方向の凹凸 楊柳シボとも言います)の入った織物で2017年春夏は特殊加工でトロトロしたものだとか

4.ロープ染色

デニムに使用される糸の染め方。芯の部分まで染まりきっていないので、着れば着るほど色落ちして味が出ます。

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来年の夏、どのトレンドが当たっているかも楽しみにしましょう!

見て、すぐ買って、すぐ着て、すぐアップする時代到来!?

2016/03/01

今回のファッションニュース紹介は少しお硬めな内容を‥

コレクションブランドのランウェイショーのあり方に変化の兆しがあるようです

良い変化なのか、悪い変化なのか‥


「ショー翌日に買える」

WWDの表紙でもこのように大きく書かれています

良いことなのではないの?との声が聞こえて来そうですが事態はそう簡単では無いようです

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パリコレやミラノコレクションなどのいわゆるファッションショーは

季節を約半年分先取りしてお披露目されます

(プレコレクションとか色々あってはっきりとした線引きが難しいのですが‥)

ショーではバイヤーや業界のジャーナリストなどプロの目のフィルタを通して情報が発信されていきます

(上の写真のWWDなどの業界紙も勿論それに当たりますね)

良いやら悪いやら、評価・批判など様々な解釈を経て次の「トレンド」が生み出される訳です

よく、「こんな服誰が着るの!?」って服見たことありませんか?

「違和感を感じる=新しい」

と捉えてそこから次の流れが来ることが当然あるのです

(いきなりトレンド! は無理だから評価批判が必要)

またブランド側も時間を使って実際に生産する工場の手配も出来ますし

トレンドを生み出すバイヤー、記者たちもしっかりと評価を下すことができる極めて合理的な流れだったわけです

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しかし上の写真にもあるようにバーバリーやトムフォードなど大手ブランドがショーの時期を変更して

見て、すぐ買って、すぐ着れる体制を作ろうとしている模様

大きな変化が到来の予感!? 何がそうさせるのでしょうか‥

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一つの理由として「アパレルのスピード化時代の到来」が挙げられるかと思います

例えば大手ファストファッションブランドのザラでは

コレクションから約2週間で似たデザインの服が店頭に並ぶなどスピードが速すぎるんですよね

本家のブランドではないにせよコレクションに似たデザインが消費者の手に渡るのだったら

結果的にコレクションのあり方を変える大きな要因の一つになっていますよね

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日本にも「ファッションウィーク東京」という大きなコレクションショーがありますが

「神戸コレクション」や「東京ランウェイ」などリアルクローズに焦点を当てたショーが

10代〜20代のオシャレに敏感な女子に人気を博しているのも事実

ショーの会場ではスマホ片手に今目の前を歩いているモデルの服を買うのが普通のようです

(値段もそこまで高くない&可愛い!と思ったら即買う流れ)

リアルクロウズブランドのやり方を大手メゾンブランドが取り入れ始めたら

コレクションのあり方も大きく変わるでしょうね‥

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加えてSNS全盛の時代、ファッション業界のプロの目を通して見たアイテムより

身近な人が着用しているアイテムを欲しがる人も増えていると聞きます

感覚的な意見で申し訳ないのですが

業界のプロの意見=そのブランドが「個」で成り立つ

SNSなど身近な人の意見=手持ちの服などでも合わせられる「枠」で成り立つ

このあたりが見るべきポイントとして相反するのかなぁと個人的には思います

あるストリートファッションフォトグラファー曰く「流行はランウェイの外(ストリート)にある」とのこと

「個」と「枠」がうまく当て込む落とし所を探るブランドが出て来れば面白いのかも!?

(画像は全てWWDより)

まだまだ継続中!ミリタリーテイスト!

2016/02/20

ここ数年、ミリタリーテイストが注目されています

とは言っても迷彩柄のようなベタベタなミリタリーではないですよ!



写真でも多いように「カーキ色」に要注目!

カーキ色をベースにして様々なテイストと組み合わせるスタイルが目立ちますね

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とは言っても‥

ミリタリー=迷彩柄、カーキ色ってこれまた定番なんですよ‥

何か違った色合い等ないかなーと探していると

「コヨーテ」という色が注目のようです

コヨーテとは‥

オオカミに似たネコ目イヌ科イヌ属に属する動物でその毛色からとった色合い

出典:ウィキペディア
どんなアイテムがあるかというと、やはりジャケットやブーツが挙げられますが

より日常で使えるものでバッグなどもコヨーテ色として出すブランドもあるくらい!


ミリタリーテイストのバッグといえばやっぱりブリーフィング!(公式サイトはこちらへ)

コヨーテから派生してベージュを取り入れるのも良いと思います

この春、ぜひコヨーテにもご注目を!

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そういえば 、レディースでもミリタリーテイストは注目です! 

(出典記載がない写真は全てWWDより)

ちょいダサテイストのタッキー!

2016/02/11

タッキー‥いえ、今話題の事務所のタレントさんではありません

ちょいダサっていう意味のトレンド用語なんですよ!


「Tacky(タッキー)」

ちょいダサなという捉え方を少し変えてダサいを愛らしいと解釈するムードも広がっているとか

2〜3年前から日本では90年代のスニーカーが復刻したり

一昔前に流行ったペアルックが若い人の間で人気になるなど

ちょっと昔の、そして、ちょいダサい格好が流行っていますね

コレクションブランドでは時代をさらに遡って80年代テイストで原色を使ったアイテムなど

これぞちょいダサい、それこそ着る人が着たらただダサいだけ!?なアイテムが目白押し


レディースでもご覧の通りよりタッキーの表現の幅が広がっています

猫モチーフなんて大阪のおばちゃんもびっくりするくらいのテイストでは?

若い時代は猫で年齢を重ねるとトラやヒョウに‥


画像は全てWWDより

次の秋冬注目!スポンテニアスってなんよ!?

2016 -2017年秋冬コレクションで注目を浴びたのが「スポンテニアス」って言葉

スポンテニアス‥初耳な言葉でしたがコレクション画像を元に調べると結構面白いんです

やっと立春を過ぎたというのにこの業界はもう、来年の秋冬を紹介しています‥


spontaneousの元々の意味は「自発的な、任意の」という意味がありますがファッションでは

「着る人次第でコーディネートが自在に広がるアイディア」のことを言うようです

(初めて聞いた時スポーツテイストの派生かと思ってました‥あぁ恥ずかしい‥)

具体的に言うと‥

着脱可能なつけ襟、ベルトをうちにしまいこむことで変換するデザイン、

生地を引っ掛けることで新たなシルエットに見せることができるファスナーやボタン等‥

発祥は「メゾン・マルジェラ」というブランドから大きく広がったようです

ちなみに今マルジェラではunconscious(アンコンシャス)、着ている本人さえ自覚しているか定かではない

「無意識の」という意味の単語がキーワードになっているようです

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ちなみにレディースでもスポンテニアスは大注目!


ファスナー使いで少しズレが感じを醸し出したデザインなど素敵です

スポンテニアスと相性がいいのがビックシルエット!

これはレディースの方が可愛いかと思います


次の秋冬では袖が長めのビックシルエットが増えそうです

いわゆる「萌え袖」か!?


画像は全てWWDより

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